Archive from 12月, 2013

一般派遣と特定派遣(ソフトウェア開発の派遣法) 投稿:

ミナミです。

今回は、一般派遣と特定派遣の違い、また派遣法についての勉強投稿にしま〜す。

堅い内容を堅い口調で書くとしんどいので、いつもとは口調を変えて、ラフに書きます。

また、派遣法はコロコロ内容に変更が入りますので、日付が大事です。
この記事は2013年11月末に書いた内容です。

さーて、一般の方からしたらIT営業ブログが、何故このような派遣についての投稿かと疑問に思う方もいるかもしれませんが、以前にIT業界の構造を記事にしましたが、非常に派遣契約が多い業界だからです!

但し、一般の方が一番にイメージする派遣とは、ちょいと違ってたりします。
一般の方が最初にイメージするのは、一般派遣と言われる登録スタッフを派遣するものでしょう。
派遣切りなどでよく取り沙汰されるのが、この一般派遣です。
勿論、IT業界にも一般派遣はありますが、それよりも多いのが特定派遣です。

知らない方は「何々、派遣には種類があるの!?」と思われるでしょう。
そうです!派遣には一般派遣と特定派遣と紹介予定派遣の三つがあります。
大きく何が違うかと言いますと、一般派遣が登録スタッフをお客様先に派遣するのに対し、特定派遣は自社の社員をお客様先に派遣するのです。
特定派遣の場合は、所属元の社員ですので、お客様先のプロジェクト終了し派遣契約が満了しても、所属元の社員ですのでお給料は出ます!!!

ただ、一般派遣の場合は次のお仕事がなければ「はい、さよなら〜」と、悪い言い方をすれば使い捨てです。
※ 一般派遣の全てを批判している訳ではありません。良いところもありますが、今回は長くなるので割愛します。
特定派遣が何たるかは、別のサイト「特定派遣プチ講座」に譲ります。

さて、ここからは一般派遣と特定派遣についての派遣契約についてのお話を書きます。
もちろん、一般であろうと特定であろうと派遣と名がつく以上は派遣法が適用されます。
ただ〜し、違いはあります。
意外にも、IT営業マンで自社のエンジニアを派遣契約でお客様先のプロジェクトに参画させていても、基本的な派遣法だけを学び、適用除外項目を知らない人がたくさんいます。

ちょっと話が飛びますが、皆さんは日雇い派遣という言葉をご存知ですか?
一時期、ニュースでよく見かけましたね。
一日であったり数日であったり、短期間の派遣のことです。
実は私も昔、日雇い派遣には数回ですが、お世話になったことがあります。
一日、工場のラインに立ち、梱包してたり不具合がないかチェックしたりします。
かなりの肉体労働でした。
そして一日が終わると6000円なり7000円なりと、その日の労働分が支払われます。
これはこれで世の中を知るための大事な経験になったと思っていますが、まぁ、一日が経つのが遅いこと。
肉体を使った単純作業で、疲れるわ時間が経つのが遅いわ最悪でしたが、ただ一日我慢すればちょっとした小遣いが入るや、手っ取り早く今を凌ぐには当時は最適な方法でした。
絶対に社員にはなりたくないと思いましたが!!!

さて、その日雇い派遣が2012年10月1日より禁止されました。

日雇派遣(日々又は30日以内の期間を定めて雇用する労働者派遣)の原則禁止(適正な雇用管理に支障を及ぼすおそれがないと認められる業務の場合、雇用機会の確保が特に困難な場合等は例外)

要は、30日以内の契約が結べないのです。
これは短期の派遣形態を減らし、正規雇用を増やす目的で作られた施策でしたが、、、、結果は逆でした。
短期的に人出が必要な企業は人出不足に困り、目先のお金なら動く人、また短期的になら働ける人なども職に溢れることになり、結果、悪徳な裏をかいた契約形態の仕事増え、よりダークな派遣擬きが増えてしまったのです。
政府もあっちゃ〜と思ったのか、施行から1年で日雇い派遣「解禁」の動きがありました。
「日雇い派遣原則禁止」を見直しへ 規制改革会議
迷走を深めた派遣をめぐる法案改正議論
私は日雇い派遣を利用したことがあるから分かりますが、日雇い派遣はどんな仕事内容のものが多く、どんな人が集まり易いか、そしてどんな気持ちで働いているか実際に幾つか体験したら自ずとどうなるか答えは分かりそうな気がします。

ここまで書きましたが、ソフトウエアの開発業務、また特定派遣は実は日雇い派遣禁止については関係なかったりしちゃいます。

以下、以前に私がお客様から質問を受け、メールでご回答した一部抜粋です。
まず、一般派遣は別ですが、弊社などの社員を派遣する特定派遣での契約の場合、
本人が先30日以上の会社で雇用が約束されていますので日雇派遣30日以内には適用されません。
(派遣法改正についてのセミナーより)

また、そもそも以下の厚生労働省のページに記載がありますが、
ソフトウェア開発の業務自体が適用外になりますので、
30日の縛りを考えずにご契約を結ぶことが可能です。
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/haken-shoukai/kaisei/01-1.html

はい、日雇い派遣禁止は関係ありませんでしたね。

ということで、一部の知識だけを齧った「日雇い派遣禁止に引っかかるので2週間だけの延長はできません。1ヶ月の契約にして下さい。」という無知な交渉はやめましょう。
派遣について何も勉強せず、また何の情報もウォッチせずに働くのは、いつの間にか派遣法が変わり、法律に違反する結果になっている可能性もあります。

特定派遣と一般派遣の違い、日雇い派遣についてここまで書きましたが、最後に、私が本日時点(2013年11月)で気になっているニュースについて述べましょう。
厚生労働省は2013年11月5日、「特定派遣事業」を廃止し、すべての派遣会社を許可制の「一般派遣事業」に移行させる方針を固めました。
そしてその中にある、以下の文言が非常に気になったのです!!!!
特定派遣事業が廃止されれば、すべての派遣業者は一般派遣事業の許可を取る必要がある。2000万円以上の資産規模が求められるほか、5年ごとの更新となる。行政の指導が入ることで、業界全体の信用向上につながることが期待されている。

オイオイオイオイ、資本金1000万円のソフトハウスがどれだけ多いか分かってるのかな~~???
小さいシステム会社は潰れろってことかな・・・・とも読み取れてしまう文言です。
(私の勤める会社は資本金2000万円以上なので一般派遣を取り直せば問題ないっちゃないですが・・・・うーん)
お偉い方々の考えることは分かりません。日雇い派遣と同じにならないことを祈ってます。

とまぁ、ここまで書きましたが派遣法をきちんと勉強していない、また新しい情報収集をしていない営業さんがIT業界に多いこと。
この記事を読んでドキッとされたIT業界に勤める営業さんがいましたら、これを機会に勉強しては如何でしょうか。

本日も、最後までお読み頂きありがとうございます。
前回のココロの投稿にもありましたが、当ブログが不定期投稿になりました。
ただ、閉鎖はせずにボチボチ更新はしますので、今後とも宜しくお願い致します。
ミナミとココロは書籍執筆の夢に向けて突き進んでいきます!!w

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